FuelPHP入門を読んだ
今月はじめに発売されたばかりのFuelPHP入門を読みました。
といっても、前半の半分を読んで、残りはまだざっと目を通した程度です。
まだ情報も少ない中で、これだけまとまった情報が得られるのは非常に貴重だと思います。
1.1をベースに書かれていますが、1.2RCに関する補足もあります(現在FuelPHPの最新版は1.2になっています)。
話の流れとしては、
- 概要
- インストール
- ディレクトリ構成
- コントローラ
- ビュー
- モデル
- フォーム処理
- 認証とセッション管理
- コアクラス
- コーディング規約
- コマンドラインツール
- 統合開発環境
となっています。
コーディング規約に数ページ割いているのは、「どんどん開発コミュニティに参加してよ」というメッセージでしょうか。
本を読みつつFuelPHPを触ってみた感想としては、特別すごい機能があるわけではないですが、とても気が利いてて、使いやすいフレームワークだなと感じました。
autoloaderのおかげでいちいちrequireを書く必要がありませんし、認証機能も標準で入っていています。Paginationも簡単に書けますし、キャッシュを利用したい場合にはmemcachedやredisを使えます。
PHP歴は2ヶ月もなく、CakePHPやSymfonyといった有名フレームワークもまだ使ったことがありませんが、最初に触るフレームワークとしてFuelPHPはとても良いのではないかと思っています。
他のフレームワークを知らないので「比べてみてこうだ」といったことが書けないのが残念ですが、非常にいいフレームワークであることは間違いないと思います。
しばらく使い倒しつつ、coreのコードも読んでいこうと思います。
- 作者: 早川聖司
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2012/06/02
- メディア: 単行本
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