gititが便利
gititを下の記事で知ったので、早速導入してみました。
http://blog.madoro.org/mn/91
環境はSnow Leopardで、Haskell Platformを導入済みです。
まずは、cabal-installをアップデートしておきます。というのも、cabal-installが古いとnetworkというモジュールのインストールに失敗し、先に進めなくなります(snow leopardのみで起きる現象のようです)。
http://trac.haskell.org/network/ticket/35
% cabal install cabal-install --reinstall % cabal --version cabal-install version 0.10.2 using version 1.10.1.0 of the Cabal library % cabal update
次にgititを導入します。公式のドキュメントではpandocとgititだけをインストールしていましたが、自分の環境ではpcre関係のモジュールも入れないとシンタックスハイライトが正しく動きませんでした。
% cabal install pcre-light pcre-extra regex-pcre % cabal install --reinstall --flags=highlighting pandoc gitit
この後、gitit --print-default-configを行うのですが、この時に/etc/mime.typesが無いと怒られます。snow leopardではデフォルトで/etc/mime.typesが存在しない(別の場所にある)ので、シンボリックリンクを作成しておきます。
% cd /etc % sudo ln -s apache2/mime.types mime.types
wikiをセットアップし、gititを起動します。
% mkdir ~/Documents/Wiki % cd ~/Documents/Wiki % gitit --print-defaults-config > gitit.conf % gitit -f gitit.conf
デフォルトでは5001番ポートで起動するので、localhost:5001にアクセスします。ユーザ登録をすると、編集できるようになります。
wikidataディレクトリの中のファイルを編集すると、それがそのままwikiに反映されるのですが、せっかくなのでgitで管理することにします。今回はローカル環境でしか使わないので特に意味はないのですが、使い慣れたエディタで編集して、使い慣れたgitでバージョン管理できるのが嬉しいところです。
% mkdir repo && cd repo % git clone ../wikidata
これで環境が整いました。あとは編集してcommit, pushを行うだけです。gitでコミットしたものは当然ですが、ブラウザ上で編集したものもgit logで確認できます。
しばらく使ってみて、また感想を書くことにします。